第43回日本脳神経CI学会総会

大会長 阿部康二 (岡山大学脳神経内科学 教授)

 

本学会は1978年に「日本脳神経CT研究会」として発足し、神経疾患の診断および治療における画像検査の重要性を早くから認識し、神経画像のさらなる発展のために学会活動を行ってまいりました。学会発足当時は画像診断についての研究発表の場が本邦にはなく、脳神経外科、脳神経内科、放射線科や開発技術に携わる様々な分野の研究者が、一堂に会して幅広く議論する貴重な機会を提供することができました。神経画像技術は当初はCT(computed tomography)検査が主流でしたが、その後はMRI(magnetic resonance imaging)、SPECT(single photon emission computed tomography)、PET(positron emission tomography)、超音波検査など、様々な画像技術が発達し、神経画像の診断および治療に役立てられるようになりました。そこで本学会も1993年より「日本脳神経CI研究会」、1998年より「日本脳神経CI学会」と改名し、学会参加者および発表演題数も増大傾向となり、発展してまいりました。今後もますます発展する可能性がある神経画像技術につき、各専門科を超えた議論および交流の場が必用であると考えられます。

このたび第43回日本脳神経CI学会を岡山市にて開催するにあたり、脳神経外科医、脳神経内科医、神経放射線科医など神経画像を中心に診療を行う医師および開発技術者を中心に、若手医師や放射線科技師など、職種をこえた方々が集まるシンポジウムやセッション、教育講演を数多く企画しており、意見交換や議論を通じて、神経画像の発展だけではなく、お互いの専門科および職種の連携を深めながら、新たな提言を医学会および社会に発信できる機会になると考えられます。以上より本学術集会の開催は、日本の神経画像技術を発展させるものとして、きわめて意義深いものと考えられ、すでに関係各種団体組織からも大きな期待が寄せられております。

本総会が実りある学会となりますよう、主催者一同努力いたします。就きましては、本学会の主旨をご理解いただき、共催ならびに協賛につきましてご支援を賜りたくお願い申し上げます。

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